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2009年12月10日

今日のオレンジ ~40枚目~

◆「通勤特快」停車駅の謎
中央線快速電車群で最も停車駅の少ない種別「通勤特快」。
中でも疑問に思うのは、その他の「特快」系統が全て停車する三鷹・中野をなぜ通過するのか、という点だと思います。
乗ったことのある方なら分かるかと思いますが、この「通勤特快」は朝ラッシュの上りを走行するため、他の快速電車が前後を過密に走っており、終始ノロノロ...時刻表を見てもわかるように、停車駅が少ないとはいえ所要時間は大して短縮されません
 
それもそのはず。スピードアップのために通過しているわけではないのです。
...ではなぜ?所要時間も変わらないなら、停車してくれても良いのに。と思う方も大勢いるかと思います。
 
答えは、実に単純明快。『停車すると混雑するから』です。
朝は皆急いでいます。そこへ通勤特快が走ろうものなら、勿論殺到しますよね。
国分寺の時点で既に超満員である同列車、この先三鷹や中野に停車しようものなら、その混雑は恐ろしいほどになることは誰しも見当がつくはずです。
それによって停車時間が延びて電車は遅れ、後ろの快速電車にも迷惑がかかる...という事態が起こってしまいます。
『それなら、始めから止まらなければ良いじゃないか』ということです。
...つまり「スピードアップのため」ではなく「遅れないように」通過するというわけです。

2 件のコメント:

  1. 窓にへばりつかないといけないような混雑は絶対イヤ!!って言う人向けなんですね。確かに総武線に乗ってると、中央線通勤特快を抜かしていくことや、三鷹〜中野間をずーっと並走していることもあります。

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  2. chamanorl さんへ
    >窓にへばりつかないといけないような混雑は絶対イヤ!!って言う人向けなんですね。
     
    ≫既に国分寺を発車した時点で、それに匹敵するくらい混雑していることもありますが、いずれにせよ、これ以上混雑させるわけにはいかないのです。
    単に満員電車での通勤を嫌う利用者向けとしては「中央ライナー」「青梅ライナー」などの通勤ライナー系統を走らせていますね。
      
    >確かに総武線に乗ってると、中央線通勤特快を抜かしていくことや、三鷹〜中野間をずーっと並走していることもあります。
     
    ≫いわゆる「平行ダイヤ」というものですね。
    速達種別の列車が、他の下等種別の列車を追い越すことができず、やむ得ずその後ろをノロノロ走るしかない状況となります。
    特快を名乗っているのに各駅停車に抜かれるほど遅いという現状は、改善されるべき点だと心底思います。

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