昨日は、品川駅で開催された253系1000番台の展示会へ行ってまいりました。
▲253系では初の「クハ」。車号は1000番台。
▲サイドビュー。
この派手なカラーリング、はじめは受け入れられませんでしたが
だいぶ慣れました(笑
正面の貫通路は埋められ、非貫通構造となったほか、LEDの愛称表示器も設置されました。また、元・グリーン個室は業務用室へ転用されています。
屋根上に増設された、東武用の無線アンテナも目を引きますね。
▲制御装置は、界磁添加励磁制御からVVVFインバータ制御へ変更されています。
最左はブレーキチョッパです。
▲正面の愛称表示器。
E257系などで採用されているものと同一仕様であると思われます。
表示は、『日本語(イラスト入り)』『日本語・英語』『中国語(?)・韓国語』の4カ国語。
▲側面は2カ国語ですが、こちらも今後4カ国語になるとか。
▲戸袋部分(元・大型荷物置場)にも窓が増設されました。
▲続いて車内。奇数号車は橙色の座席モケットです。
▲偶数号車は青色のモケット。
元・N'EXということで、独特のスモークガラスは透過性の高いものへ交換されましたが、窓の天地寸法が小さめなのは残念。
▲大型荷物置場から拡張された部分。構造上、仕方ないのかもしれませんが
"戸袋窓+小窓"という、とても残念な席です。
▲N'EX時代から残された、大型荷物置場。
▲荷物置場の向かい側は、パウダーコーナー。
化粧直しや身だしなみのチェックなどに使用して...とのことらしいが、客室との隔たりが無く、座席から丸見えなので、進行方向によっては使用し辛いかもしれません(笑
▲きれいになった水周り。洗面所と男子用小便所。
▲車いす対応の大型洋式便所。
グレー系で統一された落ち着きのある配色も、好感。
▲多目的室には、おむつ交換台や折畳式の座席などが設置。
▲デッキ部。
LED案内表示器は撤去、化粧板も交換されましたが、暗く抑えられた照明・赤いドアはN'EX時代のままとなっています。
武蔵小杉駅の注意ステッカーも、名残りでしょうか。
▲客室内のLED案内表示器も、N'EX時代のまま。
▲運転台は、非貫通構造になったことで広々とした印象。
N'EX時代から、ほぼ変わっていないように思います。
・・・また、今回の改造で組成が変更されました。
トイレ位置の均等化を図ったためと思われます。
▲空港特急として通い慣れていた品川駅へ、姿を変えて再帰した253系。
今後の活躍にも期待です。
2011年2月13日
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私がE253系(NEX)に乗った時 座り心地があまり良くなかったのですが そこはよくなっているのでしょうか?
返信削除本当にパウダーコーナーは意味不明ですねぇ。
返信削除車内で化粧をするのはマナーが悪いなどと言われてきましたが、化粧するのにどうぞって用意した場所に扉さえないのは・・・
窓は外見から想像するほどには狭くないですね。
勿論「ワイドビュー〜」と比べたらお終いですがw
ハトタさんへ
返信削除>私がE253系(NEX)に乗った時
>座り心地があまり良くなかったのですが
>そこはよくなっているのでしょうか?
≫良くも悪くも「普通」といった感じでしょうか...可もなく不可もなく、特急型の普通席として、まずまずの座り心地ですね。
シートピッチも、普通車としては申し分のない1100mmですし、欠点だらけで叩かれていたN'EX時代からは、だいぶ改善されたのではないでしょうか。
chamanorl さんへ
>本当にパウダーコーナーは意味不明ですねぇ。
車内で化粧をするのはマナーが悪いなどと言われてきましたが、化粧するのにどうぞって用意した場所に扉さえないのは・・・
≫全くの同意見です。
洗面所を長時間独占される...といった従来の問題が解決されたように思える一方で、せめてカーテンくらいは付けるべきではなかったのでは?と、何を目指して設置したのか疑問になる部分もありますね。
>窓は外見から想像するほどには狭くないですね。
>勿論「ワイドビュー〜」と比べたらお終いですがw
≫N'EX時代は、あえて窓を小さくしてスモークガラスを使用することで、「外界から隔離した空間」を目指していたくらいです。
観光特急という用途では、車窓も大切なサービスの一つですから、「そのまま」というのはどうかなぁとも思います。