激動の予感

先日お伝えした通り、京葉線にE233系が投入されることが決定した訳ですが
今後、首都圏通勤型車両は大きく変化すると言われています。

というのも、現在JR東日本では旧制御方式（抵抗制御･チョッパ制御･界磁添加励磁制御）の車両淘汰を進めており、最終的にVVVF車両での統一を図っているからです。

今後、新型車両への置き換えの話が上がっているのが
京葉線201系・205系（確定）、埼京線205系、横浜線205系、東海道･宇都宮･高崎線211系などの主要路線に残る界磁添加励磁制御車両。
その他にも205系は首都圏各地で活躍中ですが、これについては今のところ置き換えなどの話は聞かれません。ただ、今後置き換えが計画される可能性は充分にあると思います。
また、武蔵野線の205系5000番台はVVVF改造がされているので継続して使用、界磁添加励磁制御で残る6M2Tの編成は、前述した京葉線E233系の投入により余剰となる209系500番台により置き換わるという話が今のところ有力です。

また、現在置き換え中の路線としては、常磐緩行線が挙げられます。こちらはE259系の製造を前倒した関係で延期されており、現在落成している1本は207系置き換え用に急遽製造されたもので、本格的な製造開始は2010年からとなるようです。
それにより常磐緩行線用と京葉線用のE233系の製造時期が重なってしまうのが、個人的には心配な所でもあります。平行して行なわれるとすれば、両路線の置き換えはスローペースになるかと思われます。

...これらの話はあくまで推測の域であり確定した訳ではありませんが
今までの動きから見て、これに近い動きが起こるのは間違いなさそうです。

↑この激変に大きく関与するであろうE233系。今後のバリエーション増加にも期待。