今年も残すところあと数時間となりました。
ここで、今年の首都圏201系の動きを簡単に振り返ってみたいと思います。
◆「四季彩」に編成札取り付け
1月24日から、青梅線の展望電車「四季彩」に編成札が取り付けられて運行されました。
あくまで訓練車の扱いだった同車。この変化は同車の更なる活躍を予感させる一方、引退が近づいたことも予感させる出来事でした。
◆京葉線201系 シンパ化
残り4編成となった京葉線201系。そのうちケヨ52+K2編成およびケヨ53+K3編成の2本がシングルアームパンタグラフへ交換されました。
◆京葉線編成 入場開始
京葉線編成の重要部検査のための東京総合車両センター入場は、4月17日のケヨ53+K3編成が最初となりました。
◆快速「奥多摩むさしの」号 運転
GW期間(4月25日~5月6日)の土曜・休日に、「四季彩」を使用した行楽列車「奥多摩むさしの」号が大宮~奥多摩間で運行されました。
なお同列車に関しては、今ゴールデンウィーク期間が「四季彩」使用では最後となりました。
◆大宮へ「四季彩」が最後の入線
5月23日、JR東日本大宮総合車両センター『JRおおみや 鉄道ふれあいフェア』が開催され、「四季彩」が試乗会用列車に使用されました。
これが、「四季彩」にとって最後の大宮入線となりました。
◆「四季彩」が引退
やはり今年、201系で一番の出来事といえば展望電車「四季彩」の引退でしょう。
通常の青梅線普通列車としての営業運転は、6月28日をもって終了。
その後、引退に際して「さよなら四季彩」号が運転されました。運行日・区間は以下の通り。
7 月4・ 5 日---三鷹~笹子(往路)、大月→三鷹(復路)
7 月11・12 日---立川~青梅
7 月18・19・20 日---立川~奥多摩
この"さよなら運転"の後、7月23日に長野車両センターへと廃車回送され、2001年に登場して以来、展望電車「四季彩」としての9年間の歴史に幕を閉じました。
◆京葉線編成 続々出場
今年、東京総合車両センターへ京葉線用201系が定期検査のため相次いで入場しました。
合計で4本在籍する京葉線201系ですが、最後の出場は10月20日、ケヨ51+K1編成となりました。首都圏201系としても、これが最後の出場となる見通しです。
◆京葉線編成 ホーム検知器付で試運転
9月あたりから、京葉線201系を使用したホーム検知器の試用試験が行われています。
この試験結果は、来年お目見え予定の京葉線用E233系に反映されることと予想されます。
◆H4編成「ギャラリートレイン」運行
どんな姿で登場してくるのかと思いきや、案外あっさりだった「ギャラリートレイン」。
中央線120周年記念キャンペーンの一環として、11月29日から12月26日まで運行されました。
◆そして2010年は...
豊田車両センター所属の中央線用編成2本は、武蔵小金井の上下線高架化完了に伴い残存理由が無くなったわけですが、現在のところ、引き続き運用に就いています。
これは、高架化前のままの運用が続いているためだと思われます。よって、来年3月ダイヤ改正では何らかの動きが発生するでしょう。
いずれにせよ、残り数ヶ月の命の見て良いと思います。
また、京葉車両センター所属の京葉線用編成4本は、来年から予定されているE233系の投入によって置き換わりますので、こちらも記録は早めにしておいたほうが良いと思います。
特に、房総方面への分割運用はいつまで見られるか判りません。
しかしながら、スカイブルー色の201系自体は、2010年中は活躍が望めるようです。
現在、首都圏に残っている201系は総計60両(+保留車1両)。まさに風前の灯とはこのことですね。
来年が首都圏201系の最期となりそうです。
あけましておめでとうございます。
返信削除ところで、京葉線の201系はいつ撮ったものでしょうか。
もしや12月30日でしょうか?
ぺぺさんへ
返信削除>あけましておめでとうございます。
≫おめでとうございます。今年も宜しくお願いしますm(_ _)m
>ところで、京葉線の201系はいつ撮ったものでしょうか。
>もしや12月30日でしょうか?
≫この写真2点はいづれも、以前撮影したものを参考として掲載させていただいております。
中央線のほうは10月10日に阿佐ヶ谷で、京葉線のほうは9月22日に検見川浜で撮影しました。
2点とも、撮影日誌のほうで一度掲載させていただいたハズですので、詳細はそちらをご参照くだされば幸いです。
そうでしたか、ありがとうございました。
返信削除確認してみます。
お手数掛けて申し訳ございません。
ぺぺさんへ
返信削除>そうでしたか、ありがとうございました。
>確認してみます。
>お手数掛けて申し訳ございません。
≫いえいえ。
こちらの不備で、分かりにくくて申し訳ありませんでした。
これからは誤解の起こらぬ記事作りにも努めて参りたいと思います。